家紋(読み)カモン

大辞林 第三版の解説

各家がしるしとしている紋章。定紋。徳川家の葵あおいの紋の類。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 各家で定めている、家のしるし。図柄は、名字にちなんだもの、家の歴史的事跡を記念するもの、信仰にちなんだものなど多数ある。紋所(もんどころ)
※庭訓往来(1394‐1428頃)「家文当色等色々狂文尽色節金銀

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旺文社日本史事典 三訂版の解説

平安時代,が分かれて家を形成したころから,その家の道具・車などに印した紋
武家の家紋は戦陣の間に,敵味方を区別するために用いた旗印起源とする。江戸時代には,本家分家を示すため小部分の変化によって格式の差を示した。

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世界大百科事典内の家紋の言及

【見聞諸家紋】より

…日本最古の家紋集。《東山殿御紋帳》ともいう。…

【ジェントルマン】より

…本来のジェントルマンとは,地代収入によって特有の奢侈(しやし)的な消費生活や教養,政治活動を中心とする行動様式などを維持しえた有閑階級のことである。基本的には,公侯伯子男という爵位をもつ貴族と,身分的には庶民であるが,貴族と同様に〈家紋つきコートcoat of arms〉の使用を認められていた〈ジェントリーgentry〉とがその構成員であった。家紋は盾の形をした枠組みのなかに特定の図案が収められているもので,その家門がかつて武器をもつことを許された階層に属していたことを象徴する。…

【旗指物】より

…旗の布地は八幡神の宿る聖域であるため,直接図柄をそこへ描き込むことがはばかられ,神の依代の一つとして付加するという意味もあったのであろう。児玉党と呼ばれる武士団は,その団結のシンボルとして唐団扇(とううちわ)の作り物を竿に結びつけていたようで,後世これらの子孫の家々は旗に唐団扇(軍配団扇)を描くようになり,これがやがて家紋となった。源氏の白旗が武家の主流となったゆえか,家紋も二,三を除いては白地に黒の単色となった。…

【紋章】より

…ある特定の図案を用いて,個人,一家,一族,団体,結社などを表徴する標識。紋章という呼称は近代になってからのもので,古くは〈家紋〉〈家の紋〉〈定紋(じようもん)〉〈紋じるし〉〈紋所〉などと称していたが,このうち〈家紋〉は厳密にいえば武家の紋のみに用いられた呼称である。団体や結社に用いられるものは記章,バッジと呼ばれることも多く,各種のシンボルマークもこれに近い。…

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