思の余り(読み)おもいのあまり

精選版 日本国語大辞典 「思の余り」の意味・読み・例文・類語

おもい【思】 の 余(あま)

  1. 悲しみや思慕の気持がつのってどうしようもないさま。
    1. [初出の実例]「天皇も王照君を恋ひ悲び給て、思ひの余りに、彼(かの)王照君が居たりける所に行て見給ければ」(出典今昔物語集(1120頃か)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android