抱甕(読み)ほうおう(はうをう)

普及版 字通 「抱甕」の読み・字形・画数・意味

【抱甕】ほうおう(はうをう)

かめをいだく。不器用なたとえ。〔荘子天地〕一人の、方(まさ)に將(まさ)に圃畦(ほけい)(畑)を爲(をさ)めんとするを見る。隧(すい)を鑿(うが)ちて井に入り、甕(かめ)を(いだ)きて出でて(そそ)ぐ。~力を用ふること甚だ多くして、功を見ること寡(すく)なし。

字通「抱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android