挟状(読み)はさみじょう

精選版 日本国語大辞典 「挟状」の意味・読み・例文・類語

はさみ‐じょう‥ジャウ【挟状】

  1. 〘 名詞 〙 直訴(じきそ)などをするとき、竹の先や木の枝にはさみ、高く捧げてさし出す書状
    1. [初出の実例]「挟状を捧げて道の側にあり」(出典:松隣夜話(1647頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android