机村(読み)つくえむら

日本歴史地名大系 「机村」の解説

机村
つくえむら

[現在地名]富士見町机

平岡ひらおか村の北西甲州道中に沿う。天正一八年(一五九〇)の諏訪郡御検地御高帳(諏訪郡諸村並旧蹟年代記)に「高七拾三石 机村郷」とみえるのを初見とする。享保一八年(一七三三)書上の諏方藩一村限村地図(長野県庁蔵)に「家数三拾弐軒 高百四拾石壱斗四升九合弐勺」と記されている。

この村の副業として、水車による精米製粉があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android