樫鳥を食う(読み)かしどりをくう

精選版 日本国語大辞典 「樫鳥を食う」の意味・読み・例文・類語

かしどり【樫鳥】 を 食(く)

  1. ( 「樫鳥」を同音の「貸し取り」にかけて縁起を祝ったもの ) 大晦日に、質屋、金貸し業などの家で懸巣(かけす)を焼いて食べ、縁起を祝う。
    1. [初出の実例]「取質之家飡加志鳥。言借金銀於他人而欲其利也」(出典日次紀事(1685)一二月晦日)

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