猫が熾をいらう(読み)ねこがおきをいらう

精選版 日本国語大辞典 「猫が熾をいらう」の意味・読み・例文・類語

ねこ【猫】 が 熾(おき)をいらう

  1. ( 猫が、炭火に、ちょっと手を出してはすぐ引っ込めるように ) ちょっかいを出すことのたとえ。
    1. [初出の実例]「あたりを見ては猫(ネコ)がおき、ちょといらふてはちゃっと引き、顔に似合ぬ憶病は」(出典浄瑠璃北条時頼記(1726)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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