玉畹(読み)ぎょくえん

精選版 日本国語大辞典 「玉畹」の意味・読み・例文・類語

ぎょくえんギョクヱン【玉&JISECC9;】

  1. 室町中期の臨済宗の僧。画家。名は梵芳(ぼんぽう)。初号五桂。春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の法をつぎ、足利四代将軍義持の帰依(きえ)をうけて、建仁寺主七八世、南禅寺主八一世となる。のち隠退し、京都を出奔詩文にもすぐれ、蘭の絵で名高い。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android