老いの僻耳(読み)オイノヒガミミ

デジタル大辞泉 「老いの僻耳」の意味・読み・例文・類語

おい‐の‐ひがみみ【老いの×僻耳】

年をとって耳が遠くなり、聞き誤りが多くなること。また、ひがんで悪く解釈すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老いの僻耳」の意味・読み・例文・類語

おい【老】 の 僻耳(ひがみみ)

  1. 年を取って耳が遠くなり、聞き誤りが多いこと。また、ひがんで悪い意味に聞き取ること。
    1. [初出の実例]「『遠きほどに、おいのひがみみにこそは』と思ひ給へしを」(出典:大鏡(12C前)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android