見に目の欲触るに煩悩(読み)みるにめのよくさわるにぼんのう

精選版 日本国語大辞典 「見に目の欲触るに煩悩」の意味・読み・例文・類語

みる【見】 に 目(め)の欲(よく)(さわ)るに煩悩(ぼんのう)

  1. 見ればさわりたくなり、さわれば欲しくなる。見るにつけさわるにつけ、自分のものとしたくなるものだ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「見るに目の欲、さはるにぼんなうとて〈略〉みればほしくなる物なり」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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