財津 愛象(読み)タカラヅ アイゾウ

20世紀日本人名事典 「財津 愛象」の解説

財津 愛象
タカラヅ アイゾウ

明治〜昭和期の中国文学者 懐徳堂主任教授



生年
明治18(1885)年

没年
昭和6(1931)年10月4日

出生地
熊本県

学歴〔年〕
京都帝大文学部卒

経歴
母校の広島高師で教鞭をとり、のち大阪高校に転じる。昭和4年懐徳堂教授、ついで同主任教授となった。「十三経註疏索引」の編集を行った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「財津 愛象」の解説

財津愛象 たからづ-あいぞう

1885-1931 明治-昭和時代前期の中国文学者。
明治18年生まれ。広島高師,大阪高でおしえ,大阪の漢学塾懐徳堂の主任教授をかねた。「十三経註疏索引」の編集事業に参加。昭和6年10月4日死去。47歳。熊本県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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