赤渋(読み)あかそぶ

精選版 日本国語大辞典 「赤渋」の意味・読み・例文・類語

あか‐そぶ【赤渋】

  1. 〘 名詞 〙 水に出ている赤い錆(さび)。赤い地渋。
    1. [初出の実例]「夕月夜岡の萱ねの御廟守る〈芭蕉〉 人もわすれしあかそぶの水〈凡兆〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android