逃足を踏む(読み)にげあしをふむ

精選版 日本国語大辞典 「逃足を踏む」の意味・読み・例文・類語

にげあし【逃足】 を=踏(ふ)む[=出(い)だす]

  1. 逃げようとする。逃げる体勢になる。逃げを張る。
    1. [初出の実例]「度を失って逃げ足いだす政太郎」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉五七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android