体勢(読み)タイセイ

デジタル大辞泉 「体勢」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「体勢」の意味・読み・例文・類語

たい‐せい【体勢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 何かをしようとするときのからだのかまえ。姿勢。
    1. [初出の実例]「誦読の時の体勢及び書物の持方等は」(出典:小学読本(1884)〈若林虎三郎〉一)
  3. 物事のしくみや状態形勢
    1. [初出の実例]「古地猶居帝城裏、抔池体勢絶煩喧」(出典凌雲集(814)秋日皇太弟池亭応製賦園字〈小野岑守〉)
    2. 「五分の体勢まで押し返したから」(出典:青鬼の褌を洗ふ女(1947)〈坂口安吾〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「体勢」の読み・字形・画数・意味

【体勢】たいせい

形勢。唐・王勃王閣の序〕鶴汀(くわくてい)鳧(ふしよ)は、島嶼(たうしよ)の廻(えいくわい)を極め、桂殿宮は、岡巒(かうらん)の體勢に列(つら)なる。

字通「体」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android