選嫌(読み)えりきらい

精選版 日本国語大辞典 「選嫌」の意味・読み・例文・類語

えり‐きらい‥きらひ【選嫌】

  1. 〘 名詞 〙 好きなものだけを選び、きらいなものをすてること。選り好み
    1. [初出の実例]「撰(ヱリ)きらいをして、今にどこへもかたづかず」(出典浮世草子・魂胆色遊懐男(1712)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android