鰻鮨(読み)ウナギズシ

デジタル大辞泉 「鰻鮨」の意味・読み・例文・類語

うなぎ‐ずし【××鮨】

鰻を裂き、塩をまぜた酒に一晩漬け、翌朝に塩加減した飯に漬けて押しをしたすし。京都府宇治と滋賀県瀬田の鰻で作ったものが有名。

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精選版 日本国語大辞典 「鰻鮨」の意味・読み・例文・類語

うなぎ‐ずし【鰻鮓】

  1. 〘 名詞 〙 鰻のおしずし。鰻をさいて五~六センチメートルぐらいに切り、一晩酒につけ、翌日塩かげんした飯に漬けこんだもの。京都宇治川産の鰻で作った宇治丸が最も有名。
    1. [初出の実例]「なれをしそあっはれ宇治の鰓鮓」(出典:俳諧・梅翁宗因発句集(1781)梅翁発句拾遺)

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