鹿火(読み)かひ

精選版 日本国語大辞典 「鹿火」の意味・読み・例文・類語

か‐ひ【鹿火】

  1. 〘 名詞 〙 鹿(しか)、猪(いのしし)などの獣の害を防ぐために、田畑でたく火。
    1. [初出の実例]「あしひきの山田守る翁(をぢ)置く蚊火(かひ)の下焦れのみあが恋ひ居らく」(出典万葉集(8C後)一一・二六四九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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