憤ぶ(読み)いくぶ

精選版 日本国語大辞典 「憤ぶ」の意味・読み・例文・類語

いく・ぶ【憤】

  1. 〘 自動詞 バ四段活用 〙いくむ(憤)
    1. [初出の実例]「乃ち蘇我大臣入鹿が君臣(きみやつこ)、〈略〉社稷(くに)(うかが)ふ権(はかりごと)を挟(わきはさ)みていることを憤(イクヒ)」(出典日本書紀(720)皇極三年正月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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