1994年の北朝鮮核危機

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1994年の北朝鮮核危機

北朝鮮は93年、寧辺ニョンビョンの核関連施設へ国際原子力機関(IAEA)の査察を拒否し核開発疑惑が拡大。94年5月に核兵器の原料生産の一環である黒鉛減速炉からの燃料棒取り出しを行い米国との対立が激化した。クリントン米政権は限定攻撃も検討したが、6月15~18日に訪朝したカーター元米大統領が金日成キム・イルソン主席と会談双方が譲歩し緊張は緩和された。10月21日には米朝が枠組み合意を交わし北朝鮮は核開発を凍結した。しかし2002年にはウラン濃縮計画が問題化、北朝鮮は黒鉛減速炉の稼働を再開して05年に核保有を宣言、17年まで6回核実験を行った。(ロンドン共同)

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