GDP弾性値(読み)ジーディーピーだんせいち(その他表記)energy-GDP elasticity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「GDP弾性値」の意味・わかりやすい解説

GDP弾性値
ジーディーピーだんせいち
energy-GDP elasticity

経済成長結果エネルギー消費がどれだけふえるかを「エネルギー消費の増加率/経済成長率」という変化率の絶対値で示した値。 GNPに注目した場合は GNP弾性値 energy-GNP elasticityという。エネルギー利用の効率化が進むにつれてエネルギー弾性値は小さくなると予想され,省エネの指標とされる。経済成長率5%に対しエネルギー消費の増加率が 10%なら弾性値は2となる。景気の上昇期や工業化を進める途上国では弾性値は1をこえ,不況期や成熟した先進国では1を下回る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む