Koch,H.von(英語表記)KochHvon

世界大百科事典(旧版)内のKoch,H.vonの言及

【フラクタル】より

…もう一つの例はG.カントルの三進集合で,線分を3等分し,両端の二つの小線分を残すという操作を無限に行い,元の線分上に最後まで残っている点の集合である。さらに平面上の集合での簡単な自己相似図形はフォン・コッホH.von Kochが1906年に発見したコッホ曲線であって,その自己相似性は図を見れば明らかであろう。 マンデルブローB.B.Mandelbrotは1967年ころに今まで述べたような自己相似図形やそれに関連した自己相似性をもつ図形をフラクタルと名づけ,コンピューターはこのような自己相似性をきわめて精度よく表現しうることを利用して,きわめて美しいフラクタルの数々を発表している。…

※「Koch,H.von」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android