Maerlant,J.von(英語表記)MaerlantJvon

世界大百科事典(旧版)内のMaerlant,J.vonの言及

【オランダ語】より

…(c)子音群hsが同化によってssになる。(2)中世オランダ語(これはディーツ語Dietsと呼ばれることもある)の時代には,ネーデルラント南部(現在のベルギー)において文学活動が盛んになり,12世紀にはリンブルフ地方に,ドイツとも密接な関係をもつフェルデケHendrik van Veldekeが,13世紀にはフランドル地方に,教訓的な著作で名高く,言語の面でも後に大きな影響を及ぼすマールラントJacob van Maerlant(1221ころ‐1300ころ)らの詩人や作家が現れる。マールラントに見られるように,当時の書き言葉は,単一の方言によるものではなく,種々の方言の諸要素から成り立つものであった。…

※「Maerlant,J.von」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android