SAPO(読み)サポ

化学辞典 第2版 「SAPO」の解説

SAPO(サポ)
サポ

ALPO(アルポ)結晶中の一部のAlあるいはPとSiとが,同型置換した化合物の総称ゼオライト類縁化合物の一種.アルミノリン酸塩のAlPO4-nでは,三価のAlと五価のPが (AlO4/2) と (PO4/2) の形で交互に連結し,電気的に中性を保っているが,これに一部四価の Si4+ が置換したものをSAPO-n(サポ-n)とよぶ.nは結晶構造により定められた数字である.Si濃度が低いときは,Si4+ はおもに P5+ と1:1で置換導入され,Na,H などの対カチオンにより電荷のバランスをとる.Si濃度が高くなると,2個の Si4+ とAl3+-P5+のペアとの置換導入も生じる.対カチオンを H とすることで固体酸性を生じるが,一般にゼオライトと比較して酸強度は弱い.潤滑油留分の異性化などに触媒として使われる.


SAPO
エスエーピーオー

[同義異語]SAPO(サポ)

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 ALPO

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む