SAPO(読み)サポ

化学辞典 第2版 「SAPO」の解説

SAPO(サポ)
サポ

ALPO(アルポ)結晶中の一部のAlあるいはPとSiとが,同型置換した化合物の総称.ゼオライト類縁化合物の一種.アルミノリン酸塩のAlPO4-nでは,三価のAlと五価のPが (AlO4/2)- と (PO4/2)+ の形で交互に連結し,電気的に中性を保っているが,これに一部四価の Si4+ が置換したものをSAPO-n(サポ-n)とよぶ.nは結晶構造により定められた数字である.Si濃度が低いときは,Si4+ はおもに P5+ と1:1で置換導入され,Na+,H+ などの対カチオンにより電荷のバランスをとる.Si濃度が高くなると,2個の Si4+ とAl3+-P5+のペアとの置換導入も生じる.対カチオンを H+ とすることで固体酸性を生じるが,一般にゼオライトと比較して酸強度は弱い.潤滑油留分の異性化などに触媒として使われる.


SAPO
エスエーピーオー

[同義異語]SAPO(サポ)

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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