YUV(読み)ワイユーブイ

IT用語がわかる辞典 「YUV」の解説

ワイユーブイ【YUV】

色の表現形式ひとつ輝度信号(Y)・輝度信号と青色信号の差(U)・輝度信号と赤色信号の差(V)で色を表現する。「YCbCr」と「YPbPr」という2通りの形式があり、前者JPEGMPEG後者は高画質のアナログテレビビデオ信号などに採用されている。いずれも人間の視覚が色の変化より明るさの変化に敏感であるという性質を利用し、輝度信号に多くのデータを割り当てて画質劣化を防いでいる。◇「YUVカラースペース」「YUVカラーモデル」「YUV色空間」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「YUV」の解説

YUV

色を表現する形式のひとつ。輝度信号(Y)と赤との色差(U)、または青との色差(V)のように、2つの情報で色を表す。テレビやJPEG形式、動画編集などで用いられている。パソコンディスプレイに表示するにはRGBへの変換が必要。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android