20世紀西洋人名事典 「A.シャロン」の解説
A. シャロン
Ariel Sharon
1928 -
イスラエルの政治家。
元・イスラエル国防相。
クファル・マラル生まれ。
1948年情報将校を務め、’67年装甲師団長としてシナイ侵攻作戦を指揮する。’73年戦車師団を率い、スエズ運河を逆渡河する。同年国会議員に初当選し、’75年国防を担当し、首相顧問となる。’77年から4年間農相となり、占領地入植政策を繰り広げる。’81年から2年間国防相に就任し、’82年のレバノン侵攻作戦を総指揮する。同年に発生したベイルート大虐殺事件の間接責任を問われ、’83年国防相を辞任する。その後無任所相となるが、’84年には工業貿易相を務める。’90年には建設・住宅相。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報