世界大百科事典(旧版)内のAirāvataの言及
【ゾウ(象)】より
…左右に割れた卵から雌雄8頭ずつ生まれ,彼らは宇宙を8方位で支える〈方位の象〉ディグガジャDiggajaとなった。また最初に生まれた雄はアイラーバタAirāvataと呼ばれ,神々の王なるインドラの乗物となったともいわれる。アイラーバタはまた別の伝承では,神々とアスラの乳海かくはんの際,妻のアブラムーAbhramūとともに吉祥天と同時に現れたとされる。…
※「Airāvata」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」