世界大百科事典(旧版)内のAmitābhaの言及
【阿弥陀】より
…四十八の誓願のうち第十八願は阿弥陀仏を念ずれば極楽往生できるというもので,後世の中国,日本では称名念仏の根拠とされた。この仏はサンスクリット文献ではAmitābha(無量光),Amitāyus(無量寿)として現れるが,阿弥陀はおそらくこの前半部amita(無限)の方言であろう(他にも説がある)。阿弥陀仏は大乗仏教の仏としてクシャーナ時代の初期(1~2世紀)に登場したらしいが,その起源に関してイラン思想の影響がいわれている。…
※「Amitābha」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」