カメラマン写真用語辞典 「APSフィルム」の解説 APSフィルム イーストマン・コダック社が提唱、平成8(1996)年にフィルムメーカーとカメラメーカー5社が規格化した。35mmフィルムよりも画面が小さく、ほぼハーフ判サイズのフィルム規格。専用のカートリッジに入っていて、装填が簡単である。また、感度やそのほかの情報も自動的にセットされ、インデックスプリントもできる。画面サイズをAPS-C(35mmカメラと同じアスペクト比3:2)、APS-H(ハイビジョンサイズ)、APS-P(パノラマ)とカメラ側で切り替えられるのも特徴。 フィルムの規格としては決して成功したとは言えないが、 APS-Cサイズ は後年登場したデジタル一眼レフカメラの イメージセンサー の標準サイズとして定着した。 出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報