世界大百科事典(旧版)内のasaṃskṛta-dharmaの言及
【仏教】より
…これら有為法に対し,理論上生滅のない存在として,空間(虚空)などが想定されるが,宗教的要請たる涅槃もまた,生滅を超えた常住のものとみなされた。これらを有為でないものという意味で〈無為法〉(アサンスクリタ・ダルマasaṃskṛta‐dharma)と呼ぶ。ただし,これも決して実体あるものではない。…
※「asaṃskṛta-dharma」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」