B勘屋(読み)ビーかんや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「B勘屋」の意味・わかりやすい解説

B勘屋
ビーかんや

ブラックマネー」のBと,「裏勘定」の勘をもじった名称。かぶり屋ともいう。不動産業者などと結託して仲介手数料名目で偽領収書を発行し,不動産業者が架空の経費を計上して脱税するのを手助けする業者。このほか,不動産業者が行なった土地取引の売買当事者となり,売買で得た転がし差益を架空の経費で落とし,法人税の申告を低くするなど,不動産業者の肩替わりをして脱税を助けたりする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む