デジタル大辞泉 「BDJ」の意味・読み・例文・類語 ビーディー‐ジェー【BD-J】[Blu-ray Disc Java] 《Blu-ray Disc Java》ブルーレイディスクの拡張規格BD-Liveを利用するためのJava言語による実行環境。ブルーレイディスク再生機器などで、チャットやゲームなどの双方向性をもつコンテンツを実行できる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「BDJ」の解説 BD-J ブルーレイ・ディスクで採用されている、インタラクティブコンテンツを実現するための技術および規格の名称。「BD-Java」と表記されることもある。すべてのブルーレイ・ディスクタイトルで採用されているわけではなく、付加価値を高めたいメーカーが採用する形となっている。 その名の通り、Javaをベースに、家電・ブルーレイ向けに拡張したものであり、DVDビデオなどでも採用されていたインタラクティブ機能に比べ、はるかに機能が多く、柔軟なコンテンツ作成が可能になる。能力的には、一世代前の家庭用ゲーム機並のゲームも作れるとされる。現時点では、ゲームや予告編映像のダウンロード、クイズ、掲示板機能などが組み込まれた映像ソフトが販売されている。 その一方、あくまで「プログラミング言語」であるため、ソフトとハードの両面で負担が大きい。コンテンツ作成には一般的なメニューに比べコストと技術力が必要になる他、再生にはDVD時代より、遙かに高性能なLSIが必要となり、ブルーレイ機器のコストアップにつながっている。 (西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by