世界大百科事典(旧版)内のBora,K.vonの言及
【ルター】より
…25年春,農民運動の高まりの中で農民団を訪れ,また著作を著して,福音を短絡的に社会的要求としないよう,また,正当な主張を暴力に訴えないよう訓戒するが,容れられず,農民戦争の事態となり,諸侯は団結してこれを鎮圧した。6月には元修道女カタリーナ・フォン・ボラKatharina von Boraと結婚(この結婚から3男3女が生まれる)。前年エラスムスが出した《自由意志論》に対する反論《奴隷的意志について》を同年末に公にして,神の恵みの絶対性を主張し,人文主義的キリスト教と袂を分かつことになった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」