最新 地学事典 「Du面」の解説
ディーユーめん
Du面
Du plain
更新世後期の地形面に対して大塚弥之助(1931)が用いた略号。DuⅠa面(下末吉面),DuⅠ面(武蔵野面),DuⅡ面(立川面)などと細分。aⅡ時代の堆積物(aⅡ層)の堆積面がAⅡ面,dlⅠ層の堆積面がDl面という具合で,模式地は南関東。aはalluvium, dはdiluvium, pはpliocene, uはupper, lはlowerの頭文字に由来。pdは鮮新・更新統とも最上部鮮新統とも考えられた。これらの記号は1930年ごろから60年ごろまで大塚をはじめ第四紀研究者の間で用いられたが,研究の進展とともに年代的にも層序的にも不都合な部分が生じ,しだいに用いられなくなった。参考文献:大塚弥之助(1931) 第四紀,岩波書店
執筆者:貝塚 爽平

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

