20世紀西洋人名事典 「E.ラヴィス」の解説
E. ラヴィス
Ernest Lavisse
1842 - 1922
フランスの歴史家。
元・ソルボンヌ大学教授,元・高等師範学校校長,元・アカデミー・フランセーズ会員。
1888年からソルボンヌ大学近代史講座教授となり、1892年アカデミー・フランセーズ会員に選ばれる。1904〜19年高等師範学校校長。初めプロシア史を研究し「プロシア史研究」(1879年)、「フリードリッヒ大王の青年時代」(1891年)などの著作がある。特に彼の編集のもとに専門家が分担執筆した「フランス史」(10巻、1900〜12年)、「現代フランス史」(9巻、’20〜22年)は有名で、現在も標準的で権威あるフランス史として尊重されている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報