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GALAXYTab(読み)ぎゃらくしーたぶ(その他表記)GALAXY Tab

知恵蔵 「GALAXYTab」の解説

GALAXY Tab

韓国サムスン電子社製の7インチタブレット型デバイス。国内ではNTT Docomo社から2010年11月26日に発売された(GALAXY Tab SC-01C)。3G+GSMの音声通話ができる他、iモードメールが利用できるspモードに対応。OSはAndroid 2.2。CPUはS5PC110 1GHz。内蔵メモリーは16GBで、microSDSDHCを外部メモリーとして使える。無線LAN(802.11 a/b/g/n)やBluetooth3.0+EDRによるワイヤレス通信とmicroUSBによる外部接続機能、320万画素のCMOS外側カメラと130万画素の内側カメラ、GPS機能を搭載する。
iPadのようにマルチタッチによる直感的操作ができ、スマートフォンに必須のブラウザや電子メールビューアー、ビデオ、音楽再生用アプリケーションはもちろんのこと、電子書籍リーダーやMicrosoft社のWordExcelPowerPointの編集とPDFの閲覧が可能な「ThinkFreeOffice」も標準装備している。
9.7インチのiPadより小さく軽いため、持ち運びしやすい他、iPhoneやiPadが非対応のFlashに対応している点でApple社の製品群との差別化をはかっており、Androidマーケット、ドコモマーケット、SAMSUNGAppsの3カ所から様々なアプリケーションがダウンロードできることで、Apple Storeにも対抗する。
Apple社のCEO スティーブ・ジョブスは、「(他社の)7インチタブレットは中途半端なサイズであり、DOA (Dead on Arrival:発売された時点で死んでいる) だろう」と酷評しているが、激化するスマートフォン市場でどのようなデバイスが生き残っていくのかが注目される。

(横田一輝  ICTディレクター / 2010年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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