Group3規格

ASCII.jpデジタル用語辞典 「Group3規格」の解説

Group 3規格

FAX(ファクシミリ)の通信規格の1つ。現在最も広く利用されているFAXの規格がこのGroup 3である。Group 3は、最高で9600bpsの速度データ送信が可能で、データ圧縮機能もあり、A4 1枚のデータを30秒から1分程度で送信できる(実際の送信時間はイメージの内容によって異なる)。Group 3のFAXには、標準モードとファインモードの2種類があり、標準モードでは水平方向×垂直方向の解像度が200dpi×100dpi、ファインモードでは、200dpi×200dpiでイメージを送信できる(ただし解像度をあげると、必然的に送信時間も長くなる)。現在市販されているモデムの中にはFAX機能を持つものも多い。これらが対応しているFAXの規格はほとんどがこのGroup 3規格である。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android