世界大百科事典(旧版)内の《GrundzügederwissenschaftlichenBotanik》の言及
【シュライデン】より
…彼の細胞説はT.シュワンによって完成されたが,両者とも細胞形成については誤った見解を示した。 主著《科学的植物学概要Grundzüge der wissenschaftlichen Botanik》(1843完成)は,細胞を基盤に置いた教科書であり,その後の植物学教科書の典型となった。同書の序論では帰納法と発生学的見地を重視した科学方法論を展開し,分類・記載を中心とする自然哲学的色彩の濃い従来の植物学を痛烈に批判した。…
※「《GrundzügederwissenschaftlichenBotanik》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」