世界大百科事典(旧版)内のhoseの言及
【管】より
…管(かん),チューブtube,パイプpipeなどともいう。材質は生体から金属まで多岐にわたっており,ゴムや布などでつくられた柔軟なものはホースhoseと呼ばれる。一般に,物質の輸送路として,また容器としての機能を果たしているが,木管楽器や金管楽器における管の使い方などは変わった機能として興味をそそられるものの一つである。…
【ズボン】より
…なお,中央アジアから中近東にかけてのイスラム圏の〈シャルワール〉ともんぺの共通性も知られている。【井上 泰男】
[西欧におけるズボン]
ゆるやかな長ズボンのブレーが西欧にもたらされると,男子はブレーや,ぴったりした長靴下のホーズhoseをはいた。16世紀の男子服は胴衣,膝丈の半ズボン,靴下で構成され,半ズボン(キュロット,ブリーチズ)には詰物をしてタマネギ形などに膨らませたり,太股にぴったりさせた形のものなどが用いられた。…
【タイツ】より
…女性用だけでなく,子ども用や前に開きがあり,足首から下のない男性用もある。タイトはぴったりするという意味であり,前身としては,中世の男子の,ホーズhoseと呼ばれる長靴下状の脚衣に見られる。タイツが衣服の名称に使われたのは,18世紀から19世紀初期の,体にぴったりした男子のズボンからである。…
※「hose」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」