シュテルンハイム
Carl Sternheim
生没年:1878-1942
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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シュテルンハイム
しゅてるんはいむ
Carl Sternheim
(1878―1942)
ドイツの劇作家、小説家。ライプツィヒの富裕な実業家の家に生まれ、後年はブリュッセルに住んだ。表現主義文学を代表する一人で、簡潔にして奇警な文体と、辛辣(しんらつ)な社会風刺が際だっている。個人主義の擁護を主題にした活気のある喜劇が多く、ほかに小説、評論、自叙伝などがある。おもな作品は、『下ばき』(1911)、『ブルジョア・シッペル』(1913)、『俗物(スノッブ)』(1914)などの連作喜劇や、短編小説集『20世紀初頭の年代記』(1918)、小説『ヨーロッパ』(1919~20)など。
[恒吉良隆]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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シュテルンハイム
Sternheim, Carl
[生]1878.4.1. ライプチヒ
[没]1942.11.3. ブリュッセル
ドイツの劇作家。表現主義の指導者の一人。市民社会の因習と理想とを痛烈に風刺した社会批判劇を書く。代表作『パンツ』 Die Hose (1911) ,『市民シッペル』 Bürger Schippel (13) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「シュテルンハイム」の意味・わかりやすい解説
シュテルンハイム
ドイツの劇作家。戯曲《ペティコート》《市民シッペル》《スノッブ》などで市民階級の俗物性と卑小さを冷徹に風刺。凝縮された警句風のせりふで,表現主義の多くの作家に影響。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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