IMFクォータ(読み)アイエムエフクォータ(その他表記)IMF quota

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「IMFクォータ」の意味・わかりやすい解説

IMFクォータ
アイエムエフクォータ
IMF quota

国際通貨基金 IMFに対する加盟国の出資割当額のこと。加盟各国国民所得外貨準備高,外国貿易額などを基準にして設定されており,少くとも5年に1回は見直される。各国はこのクォータに従い,IMFに対して原則としてその 25%を金またはSDR,75%を自国通貨で払込まなければならない。この額により加盟国の投票権,IMF資金の利用限度,SDRの配分が決定される。日本の出資比率は 1992年 11月の第9次増資後,それまでの第5位から,アメリカ (18.3%) に次いでドイツと並ぶ第2位 (5.7%) となった。 98年現在,出資比率 6.3%で第2位。ドイツは第3位。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む