デジタル大辞泉 「iOS7」の意味・読み・例文・類語 アイオーエス‐セブン(iOS 7) 米国アップル社が開発したオペレーティングシステム、iOSのバージョン7.0。2013年6月に公開。マルチタスク機能やSiriによる検索の強化が図られ、フルスクリーンのブラウザー、時間と場所で整理できる写真アプリケーション、およびiTunes Radioなどが追加された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「iOS7」の解説 iOS 7 アップル社のスマートフォン「iPhone」や、タブレット「iPad」用の基本ソフト(OS)である「iOS」の最新バージョン。2013年秋に登場予定。 一目で分かるこれまでのiOSとの違いは、アイコンのデザインである。iOSでは、これまで「スキューモーフィズム(Skeuomorphism)」と呼ばれる、実物に近い質感を目指したリアルなアイコンが採用されていたが、iOS 7では、これまでとは対極的な、シンプルで分かりやすい「フラットデザイン」と呼ばれるデザインのアイコンに変わっている。 また、多くの新機能が搭載されているが、特に操作性の向上につながる便利な機能の一つが、「コントロールセンター」である。「コントロールセンター」では、機内モードやWi-Fi、Bluetoothなどのオン・オフ、画面の向きのロック、明るさ調整、曲の再生などといった様々なコントロールが可能だが、この機能は、ロック画面を含む、どの画面からでも、上に向かってスワイプするだけで、簡単かつ迅速に利用できる。更に、「コントロールセンター」からは、フラッシュライト(懐中電灯)、タイマー、計算機、カメラなどの利用も可能。 また、「コントロールセンター」と同様の操作で利用できるのが、「通知センター」である。「通知センター」は、どの画面からでも、下に向かってスワイプすれば、表示され、新着メールや、電話の不在着信、To Doリストや、今日の予定の概要が表示できる。 その他、iOS 7では、アップル社のパソコン「Mac」のOS「Mac OS X Lion」から搭載されていた「AirDrop」が利用可能となった。AirDropは、無線規格のWi-FiやBluetoothを使って、写真、ビデオ、連絡先などのデータを暗号化して転送する機能で、メール送信などを行わなくても、iOSデバイス間でのデータ共有が簡単にできる。 (横田一輝 ICTディレクター / 2013年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by