世界大百科事典(旧版)内の《Kitābal-ḥayawān》の言及
【ジャーヒズ】より
…またアラブの伝統文化を攻撃するペルシア人のシュウービーヤ運動に対して,アラブの古詩や伝承を取り入れて逸話文学のジャンルを開拓し,アラブ人文主義に最終的な勝利をもたらした。バスラで病没するまでに書かれた著作は約200点,そのうち現存する完本は30で,主著はペルシア人を風刺した《けちんぼども》,修辞法を説いた《雄弁と明解の書》,後の民族学・博物学の基礎となった《動物の書Kitāb al‐ḥayawān》などである。【佐藤 次高】。…
※「《Kitābal-ḥayawān》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」