《Kitābal-Manṣūrī》(その他表記)KitabalMansuri

世界大百科事典(旧版)内の《Kitābal-Manṣūrī》の言及

【アラビア医学】より

ラージー(ラテン名はラーゼス)はイランのレイで生まれ,同地およびバグダードの病院長となり,一代の名医とたたえられた。サーマーン朝のマンスールにささげた《マンスールの書Kitāb al‐Manṣūrī》はアラビア語医書の古典として,そのラテン語訳はヨーロッパにも広がった。該博な知識を傾け,ギリシア,インド,アラブの諸家の説に自己の臨床経験をも加えた病理,治療に関する大著《包含の書》は彼の没後,編集され23巻の大著となった。…

※「《Kitābal-Manṣūrī》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む