世界大百科事典(旧版)内のLinumの言及
【アマ(亜麻)】より
…茎からは繊維を,種子からは油を採る作物(イラスト)。その繊維で肌ざわりがよく薄手の織物リネンを織る。 アマ科の一年草で,カフカス地方から中東にかけての一帯が原産地とされる。古代エジプトでも栽培,利用された。日本には17世紀に中国から渡来したが,当時は薬用とする亜麻仁油を採るのが目的であった。繊維を採る目的で北海道に導入されたのは明治初期のことである。 葉は細く,長さ2~3cmで,互生する。茎は高さ60~120cmで細い。…
※「Linum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」