世界大百科事典(旧版)内のMalécot,G.の言及
【近交係数】より
…ある個体においてある遺伝子座上の二つの遺伝子(相同遺伝子)が共通の祖先遺伝から由来する確率と定義される。最初ライトS.Wrightにより径路係数法を用いて結合する配偶子間の遺伝的相関と定義(1921)されたが,一般に理解しがたく,現在では上述のマレコーG.Malécotの定義(1948)が広く用いられており,Fまたはfの記号で示される。たとえば,いとこ結婚の結果生まれた子どもではF=1/16,またいとこ結婚では1/64である。…
※「Malécot,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」