現代外国人名録2016 「ダビッドベー」の解説
ダビッド ベー
David B.
- 職業・肩書
- 漫画家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1959年2月9日
- 出生地
- ニーム
- 本名
- ボシャール,ピエール・フランソワ〈Beauchard,Pierre-François〉
- 受賞
- アングレーム国際漫画祭最優秀シナリオ賞「l’Ascension du Haut Mal(大発作)」第4巻
- 経歴
- 1986年「le Timbre maudit」で作家デビュー。’90年出版社L’AssociationをJ.C.ムニュ、マット・コンテュール、キロフェール、ルイス・トロンダイムらと創設。フランス漫画界に造本、スタイル、テーマの面で多大な影響を与える。’96年〜2003年に制作した「l’Ascension du Haut Mal(大発作)」第4巻がアングレーム国際漫画祭で最優秀シナリオ賞を受賞。同作品は、兄のてんかんをテーマに兄や妹、両親や祖父母の葛藤、自身の心の移り変わりを実際の体験を元に描いたもので、2007年「大発作―てんかんをめぐる家族の物語」として日本でも出版され、「このマンガがすごい! 2008」で18位、「このマンガを読め!2008」で29位にランクインされるなど話題となる。他の作品に「la Bombe familiale」(1991年)、’93年アングレーム国際漫画祭の最優秀新人賞にノミネートされた短編集「le Cheval blême」(’92年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報