世界大百科事典(旧版)内のmauveの言及
【パーキン】より
…幼少より化学実験に興味をもち,15歳で王立化学大学のA.W.ホフマンに師事した。マラリアの特効薬キニーネの合成を師より示唆され,1856年アリルトルイジンを重クロム酸塩で酸化したとき,偶然絹を薄紫色に染める色素(モーブmauve)を発見した。この思いがけない発見が,合成染料の研究開発と化学工業の幕あけとなった。…
※「mauve」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」