赤紫(読み)あかむらさき

色名がわかる辞典の解説

あかむらさき【赤紫】

色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな赤紫」としている。一般に、の中間の色をさし、色のイメージは幅広い。日本の伝統色では紫がかった紅染牡丹ぼたんが代表的。赤、あい、紫は天然染料の色として非常に古くからあり、赤紫も染料を重ねることで染色の名として使われてきた。一方、1856年にイギリスの化学者ウィリアム・パーキン(1838~1907年)が世界初の合成染料を発明、その色がモーブmauve)と呼ばれる赤紫色であった。産業としてみると天然染料から合成染料の時代へと移行するきっかけとなった色でもある。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

赤紫の関連情報