MRBM(読み)エムアールビーエム(その他表記)medium-range ballistic missile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「MRBM」の意味・わかりやすい解説

MRBM
エムアールビーエム
medium-range ballistic missile

準中距離弾道ミサイル有効射程 800~2400km。IRBMより射程が短い。ソ連がおもに開発し,SS-4,SS-5があったが,1988年の中距離核戦力 INF全廃条約で全廃された。

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世界大百科事典(旧版)内のMRBMの言及

【ミサイル】より

…また70年代初頭に地下に基地をもつ中距離弾道ミサイルintermediate range ballistic missile(略号IRBM)と,SLBM搭載原子力潜水艦を配備し,その後も軽量・小型化と射程延伸をはかっている。 中国は,1960年代に原爆・水爆の実験と並行して核ミサイルを開発し,70年代にかけて準中距離弾道ミサイルmedium range ballistic missile(略号MRBM),IRBM,ICBMを配備した。その後も固体燃料のICBM(東風31)を開発中である。…

※「MRBM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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